JA某営農センターさんでトレーサーガス漏水調査
先日滝沢市の同業者さんからのセカンドオピニオンで某市のJA営農センターさんにてトレーサーガス工法の漏水調査をさせて頂きました。
大きめの2階建ての施設でしたが直結給水でデジタルメーターのため漏水が早めに判明した模様です。
1階と2階で水道メーターが別系統でしたので片方を日中に断水することも出来たため夜間工事を回避出来たのが助かりました。
午後イチからの断水で念入りに調査した結果、一箇所ビンビンに反応する箇所を特定することが出来て漏水箇所特定率100%の継続が出来ました。
埋設管経路総延長70m前後の調査作業に掛かる断水時間は3時間で済みました。
トレーサーガス工法の漏水調査はアスファルト舗装やコンクリート舗装だけではなく埋設深度が深い給水管にも充分な調査性能を発揮します。
無駄に掘削し続けるよりは音調調査で特定することが出来なかった場合は早めに弊社に調査依頼をして頂ければあちこち掘削すること無く半日程度で漏水箇所の特定が可能になります。
今回はおまけとして、漏水調査機器メーカーのグッドマンさんから相関式漏水調査機器をお借りしてトレーサーガ工法を施工する前に試させて頂きましたが操作方法に熟練度を要す感じでしたが施工に慣れれば効果が絶大なのを感じました。
相関式漏水調査とは漏水音センサーを配管上に2つ設置し、その間の漏水音を両方から同時にピックアップし漏水箇所をピンポイントに探索する調査工法です。
画像の通り10cm刻みで漏水箇所をピンポイントに特定が可能になります。弊社では今年度中に導入を予定しておりますので乞うご期待下さい。