雫石町内の農機具屋さんでトレーサーガスで漏水調査
先日雫石町内の農機具屋さんでトレーサーガス工法の漏水調査と配管の修理をさせて頂きました。
事前に埋設鋼管の経路探索を行い給水装置図面と照らし合わせながら埋設経路をトレースしておいた上でトレーサーガス工法にて漏水箇所をピンポイントで特定することが出来ました。
ボーリング調査にて漏水音が一番大きかった箇所からは翌日には漏水した水が湧いていました。
埋設管経路上は全面アスファルト舗装でしたので掘削範囲が最小限で済むのがトレーサーガス工法の最大のメリットと言えます。
埋設管は昭和50年代に施工されたもので全面的に腐食が進みピンホールが発生した事によるものでした。
ピンホールに錆コブのオンパレードで他の腐食箇所も相当に酷い状況で大きめの地震が来れば大漏水を引き起こしかねません。
数年前にもあった漏水時に埋設管を全面的に入れ替えすることをオススメしましたが放置していたため今回の漏水が発生したと言えるでしょう。
あと数回このような漏水が発生すれば全面入れ替え工事が出来てしまうくらい修理代が掛かってくることは明白です。
ある程度老朽化しているのが判明している場合は修理よりもリフォームを強くオススメします。
幸いにもピンホールが小さかったため補修用バンドで漏水を止めることが出来ました。