岩手県某市部品メーカーさんで漏水調査
先日事前調査を施工させて頂いた部品メーカーさんの工場にて管路探索と漏水箇所特定調査を施工致しました。
こちらの現場では漏水している埋設管が鋼管らしいので電流を流しながら行うロケータ式の金属探知機が有効で、系統図面が当てにならず今まで不明だった埋設管経路を探し出す管路探索調査も合わせて行いました。 管路探索を始めてみると工場に残されていた系統図とは10m近くも敷設場所が違っており、この調査方法が非常に有効でした。
埋設管経路が判明致しましたので次は相関式漏水探知器で漏水箇所を特定していきます。 この相関式での漏水調査は対象管路の両端にバルブ等の金属部がある場合に有効となります。
センサーを設置し確認してみるとモニターには埋設管路上の流水ノイズを拾いグラフ上に山となって現れました。 モニター上にはセンサーから漏水箇所までの大凡の距離が表示されますから、あとは探索した管路上で距離を計測するだけです。
漏水箇所を計測したところどうやら継手付近で漏れているようなので数カ所ほどボーリングし直接漏水音を確認するとほぼ間違いないようです。 あとは修理業者さんに掘削及び修理をお願いすることになります。 これまで他の業者さんに掘削調査のみで30万円ほど掛かりこれと言った漏水箇所の手掛かりを見付かられなくてお困りだったそうで最後に頂いた「最初からお宅に頼めば良かった」と言うお言葉が非常に嬉しかったです。 ちなみに今回のケースでは事前調査から含めて税込20万円でお釣りが来る程度の調査料金となっております。
弊社ではこのようにほとんどの場合、舗装や仕上げを掘削及び破壊せずに漏水の探知が可能です。
他社さんで発見が困難な漏水調査は是非一度弊社にご相談下さい。